日本でのZenfone6発売決定!やや割高な国内正規品を買う価値はある?

ガジェット

2019年8月23日より、ASUSのフラッグシップスマートフォンZenfone6の販売が開始されました。
しかし、販売されている国内正規品はすでに発売している諸外国と比べるとやや割高な値段設定となっています。

今後、各取り扱い店独自の値引き戦略が展開されると予想しつつも、海外版が買えなくも無い今「Zenfone6の国内正規品端末を買う価値はあるのか?」

現Zenfone6(海外版)オーナーの立場から考察しました。

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日本でのZenfone6発売決定!やや割高な国内正規品を買う価値はあるのか?

結論から言うと、購入したZenfone6を日本で使うなら国内正規品を買うべきです。

理由は単純で「日本ASUS/販売店によるにサポート(保証)」があるから。

メーカー保証なんて当たり前だし、実際使うことなんてほぼないでしょう?
と言う気持ちはわかります。正直、私もそう思います笑

ただ、日本ASUSのサポート体制やZenfone6の端末設計上、修理サポート(保証)の有無は重視すべきだと考えていまして…

理由は以下で詳しく解説していきます。

Zenfone6購入時に「公式による修理サポートの有無」を重視すべき理由

1. 日本ASUSによる修理・サポートが受けられるのは国内正規販売品のみ

Zenfone6の国内正規品を修理を受け付けるASUSストア赤坂のサポートカウンター 日本ASUSでは国内正規品以外の端末は修理サポートを受けることができません。
これはお金を払うかどうかの問題では無く「修理自体を取り合ってもらえない」ということです。

非正規の修理ショップに持ち込む手もあるのですが、ASUSスマホに強い店舗の数は限られ、値段も高くなる傾向にあります。
場合によっては新しい端末を買ってしまった方が安いなんてことも…

もちろん海外版であっても保証期間を設けている販売業者は存在しますが、保証の範囲の決定・端末の発送・修理・受け取りまでかかる費用と時間的に「公式を超えるサポートは受けられない」と考えるべきです。

2. 現状未知数な「フリップカメラ」の存在

Zenfone6の国内正規品を買うかどうかのネックとなるフリップカメラ

モーターで稼働する前後兼用のフリップカメラ


前提として、どんなスマホにでも個体差による初期不良や水没、画面割れ等のリスクはあります。
ただし、今回のZenfone6は歴代のZenfoneシリーズはおろかスマートフォン史上でも初の「フリップカメラ」を搭載していますので、一般的な端末よりも故障時の考慮はしておく必要があるかなと。

フリップカメラの耐久性について(ASUS曰く)

Zenfone6の推し出しポイントの一つでもあるこの「フリップカメラ」にかなりの予算と時間を投下。耐久性を考慮した設計になっているとのこと。ですが、世界的に発売してそこまで時間が経っていないため実際のところはわかりません。
また、モーター部分には、軽さと耐久性を両立するための特殊合金を用いているらしいので「選ばれし部品で精巧に作られている」と見て間違い無いでしょう…

また、Zenfoneシリーズ(ASUSのスマホ)は割とニッチな市場のため、情報の数は大人気のiPhone等に比べると少なめ。
運よく自分の欲しい情報にたどり着けても英語だったり、修理の際にパーツが手に入らなかったりと、自分で修理するハードルは高めです。

ここで保証が使えれば0円とはいかなくとも日本ASUSによる直営修理、もしくは端末交換サービスを受けることができます。

このフリップカメラ目当てでZenfone6を購入する方ならなおさらです。
お目当てにしていた機能が使えなくなるなんて、辛すぎるじゃないですか…

というわけで、Zenfone6を購入するのであれば、保証のある国内正規品の購入をおすすめします。

>> AmazonでZenfone6(国内正規品)の現在価格をチェックしてみる

海外版のZenfone6は「完全NG」なのか

国内正規品発売前に購入した海外版Zenfone6 私が実際に利用した中国の通販サイトGearbestでは国内正規取り扱い端末にラインナップされていない「RAM6GB/ROM64GBモデル」が購入可能となっています。

Zenfone6のROM(ストレージ)容量ははmicroSDカードで最大2TBまで拡張可能なので、元々の容量を気にしないのであれば非常にお得な選択肢とも言えますね。
また、スペックが全く一緒でも値段が安かったり、カメラのシャッター音をオフにできたりと…確かに海外版端末にも魅力はあるんです。

ただし、海外版端末は国内正規品として売られている端末と異なるポイントがあり、それらの確認を怠ると思わぬ落とし穴にハマる可能性ありです。

個人的な見解ですが、購入した端末を日本で使う予定の場合は「サブ端末として複数台稼働させるならあり。ただし海外版端末購入の注意点は抑えておくべし」ですね。

Zenfone6の海外版購入するなら抑えるべきポイント

Zenfone6の海外版購入時に気をつけるべきポイントの一つ技適通過
Zenfone6に限らず、海外版端末購入時の基本は以下の記事にて詳しく解説しています。
>> グローバルモデル・海外版SIMフリー端末購入時の注意点(3つある)
上の記事の補足ですが、Zenfone6においては「対応通信周波数帯の数(version)」の違いは要チェックです。ちょっと難しいのでスルーされがちなのですが、割と大事なポイントです。

Zenfone6は対応周波数帯の違いで3つのバーション(A version, B version, C version)が存在しています。カバーされる周波数帯の数は「A < B < C」といった感じ。
日本で発売されるのは大手3キャリア(NTT、KDDI、Softbank)のLTE網をしっかりカバーしているBバージョンです。

しかし、これが海外版となるとAバージョンの可能性があり、使っているキャリアによっては通信パフォーマンスが出ない状況になりかねません。KDDI系、NTT系のSIMを使う場合は特に注意が必要です。

詳しくは私がZenfone6のA versionでLINEモバイルのSIMを使った際の記事にて解説しています。

「いざという時」にどうするか?

海外版(並行輸入品)は返品不可となっている場合も多く、買ってからSIMを挿したものの繋がらない…となっても時すでに遅しだったり。
そして、前述した通り日本ASUSによる保証もありません。
壊れたら「もう1台新しいのを買えばいいか」と言えるような値段設定でもないですよね?

と言う訳で、1台稼働はややリスク高めなので「すでに安定稼働している端末と並行して持つ」形ならありかなと思います。

SIMカードを挿れて通信しなければ前述した対応周波数の問題も考慮する必要はありませんし、故障したらもう一台の端末をメインに昇格させればOKです。

私は現在ほぼベトナムで生活しているため、何かあったところですぐに日本ASUSに頼ることができません。
なので諦めて海外版のZenfone6を、前メイン端末のiPhone SEとの2台体制で使うことでリスク分散している感じです。

今後の流れはどうなるか?

今後はAmazon.jp等の通販サイトでも「並行輸入品」として海外版端末が日本正規品以下の価格で販売されると私は予想しています。
現状、前モデルのZenfone5Zがそんな感じの流れなので。

確かに公式の価格設定は少々割高感がありますが、ASUS公式ストア以外の正規品を取り扱う販売店(EC含む)やキャリアでは販売のための値引き合戦はある程度起こると予想しています。

せっかく日本ASUS・日本の通信キャリアの保証が受けられるのであればその恩恵は受けて欲しいところです。


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